大進歩の農地と酒場と

遊んだボードゲームであったり、飲み食いした美味しいものであったり……私の趣味分を吐き出す所です。

3/9 ボードゲーム会

遊んできました! ので、プレイしたゲームの感想などを。

ツォルキン

歯車ギミックが楽しい新作ゲーム。
ワーカプレスメント、と言っていいのかどうかは分からないけど、歯車にコマを置いてターンが経過するとより効果の高いエフェクトが発生するような仕組みになってる。
プレイは2回目、コーンが大事という思想と、モニュメントに木タイルx4点があったからそっちで得点を伸ばす方針に固める。

プレイ方針は食糧固め→人数増加→木材確保→金その他に変更して資材をそろえる→モニュメントを取る、という想像していた通りの形。
もちろん、宗教トラックでの得点を狙うために、そっちにも手は出してるんだけれど。
結果としては森タイル6枚で24点を取ったけど、宗教最上位の得点競争に絡めずに、トップまで3点届かず2着。
難しいなあコレ。

グレートジンバブエ

アフリカの古代民族を発展させるというテーマのゲーム。
ゲームのルールそのものはシンプルなんだけれど、部族を発展させるための条件が色々ありすぎて非常にややこしい。とはいえ、慣れてしまえば全然そんなことはない。
このゲームの面白いところは、「勝利条件は全員20VPを獲得すること」だが、「ゲーム中に取得した各種の能力に応じて、勝利条件のボーダーラインが上がる」ことである。
このゲームでは、「神様」「職業」「職人」の3種類のゲームを有利に進めるためのツールがあるが、これらは獲得する代わりに勝利VPを底上げしてしまうという諸刃の剣でもある。

ゲームは1Rが「順序の競り」「各人の手番」で行われるが、自身の部落を発展されるために場に共用であるリソースを(早い者勝ちで)使う必要があるため、場合に応じては何を投げ打ってでも順序を勝ち取らなくてはならないときもある。そういう時に限って、手持ちの牛*1が無かったりする。

今回は有利になるための条件をあまり取らず、低いボーダーで勝利を狙える動きをする。
部族は一神教で、神様を1つだけ選べるのだが、酒の神を選択してみた。しかし、競りで消費された全員のコストをある程度効率よく取り戻せるようになるので、個人的には強いと思う。
最初に勝利条件ラインを超えることに成功したのだが、残念ながら後発で捲られてしまいこっちも2着。
色々考える事があるので、もう一回やってみたい。

ナイアガラ

滝に流されつつ宝石を持ち帰るゲーム。
拡張込みだと、タイルが多くなって、序盤に大きい数値を使い切ってしまったせいもあり失速して敗北。どうやるのがいい感じなのか、いまだつかめず。
しかし、あのビーバー君はただ流されゆくだけの役目のためにあんなに精巧に作られているのかしら……w

星の王子様ボードゲーム

同名タイトルの小説を元にしたボードゲームです……が。
プレイヤーは各自が自分の星を持ち、そこに大切な物(=勝利条件)を集めていきます。
しかし、星を構成する要素はタイルで、タイルは「スタートプレイヤーが5枚公開し、好きな1枚を選ぶ。その後、【好きなプレイヤーに渡す】」→「次のプレイヤーも以下同様にする」→「最後のプレイヤーが次のスタートプレイヤーになる」という極悪非道な流れで進んでいきます。
ゲーム中、なぜか(実質選択肢を狭められたうえで)ヘイトを買うお仕事を押し付けられたり、星を完成させる最後のタイルで、こっちの星を壊滅状態*2にさせられたりしました。
コノゲームコワイヨ(褒め言葉)。

子供向けとは思えませんw

エアロプレーンズ

飛行機会社を運営するワレス氏デザインのゲーム。
飛行機を買い、航空路を確保の上で空港を開設し、解説したルートに乗客を乗せて満足させる。
それらを3つの時代で繰り返し、最終的に得点が大きい人が勝ちというルールです。

さて、今回は途中までで最後まで出来てないのですが、コレ、間違いなく「長い」。
お金が無くなる=できることがなくなる=全員の手番が終了する、なのですが、各時代の終了条件がプレイヤーに委ねられているのが非常に怖い。
場からお金を取っていけるのですが、1つの時代で全員で8つ取った時点で時代が終了となります。
そのため、下手をするとやることが残っているのに終わらされたりしそうで、それを防ぐためにごにょごにょを考えたり、と、実に考える要素がありそうです。
あと、増やせば増やすだけ点が増えるのではなく、あくまでマジョリティを取ることが得点ゲットへの近道なので、そういった観点でも争いが激化する様が想像できました。

今回のプレイでは、空路の開設に手こずる手こずる……。
空路開設には、「3つのダイスの和が一定以上。足りない場合はお金で解決できる。ただし、1はエンジントラブルとなり0扱い。エンジントラブルが4つになるとそれ以上無理になる」というルールがあるのですが。

私「パイロット(出目+3、使い切り)があるし、目標10なら大丈夫だろ!」→[1,1,4] 私「」
私「つ、次は大丈夫だから!」→ [1,1,5] 私「……エンジントラブル整備してなければ墜ちてた」
とかいう酷い出目が連発しました。
あと、スタートプレイヤーの決定が特殊で、現在のプレイヤーがターン終了時にサイコロを1個振り、出目の数だけ自分の次から数え、その人が次のスタートプレイヤーになる、というルールがあったのですが、今回施行した中の、半分くらいが自分がスタートプレイヤーを連続させました。……つまりは、同じ目しか出なかったわけです。
なんだろこの乱数の固まり具合わ。

今回は時間切れで最後までできませんでしたが、大体分かったのでリベンジしたいところですなー、っと。


しかし、去年の90-150分ゲームはあたりが多すぎて、本当に数を回したくて困るw

*1:このゲームの通貨単位は牛コマである。正しいζ*'ヮ')ζ<うし、うしをつかう

*2:星が小さいため、樹を植えすぎると全部伐採されてきれいさっぱりなくなる。私はこの樹の数、および樹に住み着いてる動物が「大切な物」だったので、本気で得点が半減するという事態に