ゲームマーケット2013春に参加しました
ゲームマーケット2013春に参加して、その近辺のゲーム会を主催させて頂きました。
参加された皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
今回は10種類程ゲームを買って、6種類ぐらいを既に遊んでいるという状況。
簡単な紹介付で何買ったかを紹介したいと思います。
購入したもの
上から購入した順。
- 結婚行進曲(デスマーチ)
- キャット&チョコレート 学園編
- アルパカパカパカ
- メイガス
- ル・アーブル 内陸港 日本語版
- Kalua
- Rumble in the Dungeon
- 波間のかけひき フォント集
- どミリオン! フルセット
- RO@D TO THE CINDERELLA
- テラミスティカ 日本語版
以下、当日プレイしたものだけ感想を。
結婚行進曲(デスマーチ)
http://gamemarket.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=1718
デスマーチと聞いて買わずにはいられなかった。
巡回経路上、最初に購入することに。
プレイヤー人数は3人固定。彼女ができて、1年後のプロポーズのために出来る限り好感度を積み上げたい。
しかし、同じ職場の他の2人にも恋人ができているのです。そして始まる仕事の押し付けあい。不毛なデスマーチ。
会えないことによって下がり続けていく給料と彼女の好感度。
そして1年後、彼女に告白するための判定を行うのですが、貯金が十分にあり、なおかつ好感度が十分にないと簡単に振られてしまうのです。
しかし、他の2人は待ってはくれません。とにかく、仕事を押し付けて、自分がその仕事の成功報酬を奪っていきます。
ゲムマ会場でプレイした結果、仕事を押し付けあいすぎて彼女との関係を全く築けることなく3人とも爆死。
ED後に男3人でカラオケで向日葵を熱唱する某ゲームのエンディングが如くの結果となりました。
酷いゲームもあったものだ(褒め言葉
ゲームとしては「自分の体力消費(任意)+2D10で目標値を上回れるか」を繰り返す、リソース管理+ダイス運のゲーム。
説明書を読む限り、以下の細かい点のルールに関する記載が無かったのが気になりました。
- 有給使用可能回数はシートに記載のある6回まで?(説明書には1ターンに1回まで、としか記載が無く、上限の記載がない)
- カードの減給記載が1万円/1年間、などとなっている場合、「1年間の間毎月1万円の減給」なのか、「1年間で合計1万円の減給」のどちらとも読めるため、どちらが正しいのか
- 彼女カードに記載されている「彼氏への約束事」がゲームとして具体的ではない。おそらく仕事失敗時の好感度マイナスのところに反映されていると思うが、その旨の記載が欲しい
- 初期好感度を1D10で決定するが、好感度がマイナスはあり得る? および、初期好感度で何を設定してもゲーム上の違いはないのでは?
一方で、ゲームのフローチャートが用意されており、大筋はそれを見たら分かりやすかったです。
まあ、細かいことを気にして遊ぶゲームでも無いと思うので、突っ込むのは野暮かもしれません。
アルパカパカパカ
http://gamemarket.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=1485
高天原さんの新作。アルパカパカパカ。
なにこれかわいい&ゲームがシンプルで楽しい&首が伸びすぎてシュールで楽しい、な感じでした。
ゲーム紹介は動画があるので、そちらをご参照くださいませ。
ゲーム所感ですが、「裏向きに捨てられたカードを取る」という行為がどれだけプラスになるかを見極めるゲームかなと。
汚れの点数マイナスもある一方で、トランプのスートがあれば+1点固定でもらえて、なおかつ首が一番長くなるとボーナス4点。
それらを考えると、裏向きでカードを取るリスクはそこまで大きくない気がするんですよね。
交渉材料を運よく入手できる可能性もありますし。
あと、このゲームは6人だと全カードを利用するため、カウンティングが発生する気もするので、
3-5人の「一部がランダムに抜け落ちた状態」でやる方が面白いかも知れないと思いました。
特に、完成しなければ得点が0になるカードがいくつかありますので。
キャット&チョコレート/学園編
http://gamemarket.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=1596
幽霊屋敷編、ビジネス編に続く猫チョコ。
80年代の少女漫画を連想させる絵柄が何ともツボでした。
やはりこの手のコミュニケーションゲームは初見で難題カードを見るのが面白いです。
なので、是非ともどんなカードがあるか分からない状態でプレイをしてみてください。
なんでそんなシチュエーションがあるねん!と突っ込んで笑えると思いますので。
Kalua
http://boardgamegeek.com/boardgame/69356/kalua
バネストさんではKaluaとRumble in the Dungeonを購入。当日はKaluaのみプレイ。
あえて言おう。酷いゲームである(褒め言葉
このゲームのプレイヤーはそれぞれカルア島の神様になり、民の信仰を集めます。
勝利条件は「他のプレイヤーを信仰する一般の民がいなくなる」ことです。
そのためには、宗教のリーダーに人を勧誘して貰ったり、恩恵を与えてうちの宗教に鞍替えするとこんなにいいことがあるよということを見せて引き込むと言う事をすればいいんですが、ちょっと待ってください。
「あれ? 別段他の宗教を信じてる人を災害を起こして減らしちゃえばよくね?」
大体、そう考えます。
局所的な災害を起こしてみたり、自分の信徒を巻き込みつつ*1もハリケーンとかの自然災害を発生させてどんどん別の神様を信仰している人々を減らしていきます。
最初は60人もいた島民が、ゲーム終了時には6人になっていました。
神様、もっと信徒を大切にしろよ!w
ゲーム所感としては、直接攻撃ありありで、プレイヤー間でバランスを取るタイプのゲーム。
民を集めるために「宗教の幸福度*2」を上げると、民が他の神様から流れてくる代わりに災害や恩恵を使う力を得られなくなります。
プレイヤーの幸福度の順位を元に上記の民・信仰パワーを得る量が決まるので、そのバランスを取るのが難しいです。
また、仮に集中攻撃を受けて信徒が0になっても、(信徒とは別扱いの)リーダーが生き残ってさえ*3いれば、新たな信徒を得てゲームに復帰できるので、早期脱落は(ほぼ)ありません。
酷いゲームです。こういうの好きです。
どミリオン!
さあくる湯沢温泉さんのアイマス版ドミニオン。
意外な所から基本+拡張Vol1~5が手に入ったので、Vol.6を追加してフルセットが1日にして揃うという事態。
終わった後のゲーム会で基本をプレイ。
Relationsが刺さりまくってキーカードを毎回失う痛い展開に。
最近ドミニオンをやる機会も増えてきてるので、その戦略と合わせてカードをみて行きたい感じです。
テラミスティカ
どうせ買おうと思っていたので購入。
これで当日の利用金額の1/4強を占めている(8900)
昨年秋に出てたから、今さら語ることはないと思うけれど、やっぱりこの値段に躊躇してなかなか買おうという気が起こらないのもよくわかる。
ゲーム会への移動中に話題になり、折角だからやってみよう!ということでプレイ。
このゲームの素敵な所は、ルールは多いけど1度プレイするとほぼインストの流れがつかめるぐらいに洗練されている所にもあると思う。
私はジャイアントでプレイ。したが、スコップを上げてしまうというミスを3ターン目ぐらいに気づく。
スコップ改良よりも、パワー6の2スコップ+砦の2スコップを連打してたし、おそらくジャイアントの基本戦術はこれになる。
最終ラウンドに船を改良することにより最長都市章をタイで獲得して、1点差で1位。
やっと手元に来たので研究できます。
ル・アーブル:内陸港 完全日本語版
詳しくは別エントリに書きますが、7月発売予定のブツを先行で入手できました。
2人用のアグリコラに続く、2人用のル・アーブルです。
ル・アーブルの資源管理をしながら、必須の食糧供給を削り、収穫リングのアイデアを取り入れたデザインに仕上がってます。
ルールとコンポーネントが一体になっており、非常に分かりやすい出来になっています。
反省点
- 時間・場所・人の配置とか、コースとか
- 今回のゲムマ後ボドゲ会のリンクが分かりづらいと言われたので、そこの改善
- 移動・合流などの私の手際の悪さ
- いろんな刺激があり、そろそろ作る側に回りたいなあ、とも考えてみる
ゲームマーケット2013春に参加された皆様、スタッフや出店者の皆様、どうもありがとうございました。